突然のてんかん発作で死亡するケースも

てんかんの発作がきっかけで死亡するケースは、比較的少ないといわれています。
ですが、てんかんの発作で死亡する事例もあり、注意が必要です。
普段の生活の中で、万が一発作が起きてしまった場合、状況によってはとても危険なことがあります。
それは車を運転をしている時や危険を伴うことをしている時。またお風呂に入っている時などです。
また数は少ないですが、発作が続けて起きる場合にも死亡するケースがあります。

車を運転している時に発作が起きると、その間に意識を失い交通事故を起こしてしまうリスクがあります。
またお風呂に入っている時に起きると溺死する危険性があり、注意しなければなりません。
対処法としてできるだけ車の運転をしない、一人でお風呂に入らないなど、それ以外にも危険なことをしないようにすることが大切です。
家族や周りの人の協力を得るなど、万が一発作が起きた時に近くにいる人に適切な対処をしてもらえるようにすること。
日常的に様々なことを想定して注意する必要があります。

現在は薬によっててんかんの発作を抑えることができるようになっています。
しっかりと薬を服用していれば、それほど心配することはないといわれていますが、薬が切れることによって発作が起きてしまうことがあるようです。
てんかんを患ってる人は事故などの危険性があることを自覚して、薬をしっかりと飲むようにしなければなりません。
またできる限り周りの人に事情を説明して、万が一の時に備えます。

またてんかんで死亡する危険性があるのは、短時間で何回も続けて発作が起きてしまう場合。
重積といい、最悪のケースでは死亡することがあります。この場合も原因は、抗てんかん薬が切れてしまった時などが多いといわれています。
万が一このようなことが起きてしまった時は、すぐに救急車を呼ばなくてはなりません。
重積発作状態で死亡することは少なく、しっかりと薬を服用していれば心配はいらないといえそうです。

てんかん発作を起こした人への正しい対処法とは?

てんかん発作を起こした人を見た場合は、まず一人で対処しようとせず、他の人にも助けを求めましょう。
救急車の手配を指示するなどしてもよいでしょう。
てんかん発作自体で死亡する事例は少ないので落ち着いて、まず発作をおこした人が安全な場所にいるか確認します。
もし危険な場所であった場合は、周囲の人と協力して安全な場所に移動させます。

次に、一般的なてんかん発作の場合、手足の強制的な動きがあります。
無理に止めようとすると骨折などを引き起こす事があるので安全な場所で見守る、手足の動きに物がぶつからない様に配慮するだけで十分です。
その後の対処法として、嘔吐物等で窒息する危険性がないか確認します。
窒息する可能性がある場合は、体を横に向けて異物を流し出したり、場合によっては、直接除去して下さい。
舌を噛むのを避けるとの理由で、タオル等を口に入れる方法は、窒息の原因となるので、絶対にやめましょう。

てんかん発作後の人は意識がもうろうとしているのが普通でありますので、無理に体制を起こしたりせず、そのまま寝た状態で呼吸をしているかを確認しつつ救急隊の到着を待ってください。
余裕がある人はてんかん発作中の人の眼球がどの方向を向いているか観察すると良いかもしれません。
その様な観察やてんかん発作時間、回数、てんかん発作中の様子、てんかん発作後の様子を治療を担当する医師に伝えれば、有益な情報となります。

その後病院で診察し、てんかんであった場合は薬物治療が開始されます。
お風呂や自動車の運転、危険を伴う作業に従事できるかどうかは主治医の意見をよく聞いてしたがってください。
規則正しい薬剤の内服も重要ですし、規則的な生活習慣、日々のストレスを軽減する事もてんかん発作を予防する上では大切な事です。